アドセンスの全画面広告はすぐにやめるべきである
アドセンスの全画面広告という設定があります。
しかしこれは今すぐにでもやめたい方がいいです。今回はその理由を解説していきます。
全画面広告とは?
全画面広告とは、画面全体を覆う広告のことであり、内部リンクをクリックして画面を移動するときや、戻るボタンを押したときに表示されます。
インタースティシャル広告とも呼ぶようです。
この広告は、アドセンスの設定で自動広告をONにし、かつ全画面広告をONにしたときに表示されます。
なので全画面広告を使っていなければ表示されることはありません。
また全画面広告は広告が大きく表示されるのでクリック率が上がり、一応収益も上がりやすくなります。
全画面広告の何が悪いのか
全画面広告によって収益が上がるなら良いのでは?と思うかもしれませんが、それは短期的なものです。
長期的に見ると良くない結果になる可能性が高いです。
全画面広告はうざい
まず、全画面広告は非常にうざいです。
広告にあまり興味がない人もむりやり広告に意識を引き付けます。
ここで少しYouTubeの話を取り上げます。
10代〜20代のYouTube利用率は9割!? テスティーがYouTubeに関する調査を実施 | Techable(テッカブル)
上の記事によるとYouTubeプレミアムに入っている20代は約10%もいるようです。
20代でこの数字なので、もっと上の世代は高い率でしょう。
そしてこの10%の層はお金を払ってまで広告を見たくない層です。こういった層にも等しく広告を押し付けることになります。
まずこの点が非常に良くないです。
ブログを好きになってくれる読者を逃してしまう
内部リンクを押してまで次の記事を見てくれる読者は、そのブログを好きになってくれる読者です。
しかし全画面広告が表示されたらどうなるでしょう。
人によっては次の記事を読みたいという気持ちが失せるでしょうし、広告先へ流れてしまう可能性もあります。
しかもこういった内部リンクをクリックしてくれる読者は、サイト全体をくまなく見てくれるのでSEOの評価も上がります。
なのに全画面広告によって、こういう読者の移動が阻害されます。
これはまるで有料のオンラインライブで、広告を流すようなものです。かけがえのないファンを逃さないようにしましょう。
ブログをツイッターなどで紹介してくれないかも
記事に高い価値を感じた場合は、ツイッターでつぶやくという人も多いです。
こういったツイートの拡散によってブログに来てくれる人は爆発的に増えます。
しかし全画面広告が表示されたらどうでしょう?
全画面広告によって「あー、このブログは全画面広告を出すブログなのか」と思われて、拡散してくれない可能性が出てきます。
全画面広告で収益が大幅に変わるわけではない
全画面広告によって、収益が2倍になるわけではないです。
収益が上がったとしても1.5倍程度でしょうし、PVが下がったら元も子もありません。
またPVだけでなくSEO的評価も下がる可能性があります。SEO的評価が下がると新しい良い記事を書いても上位表示が難しくなります。
短期的な利益を追うのはやめましょう。
まとめ
全画面広告はやめるべきという話をしてきました。
自動広告をONにしている人は、全画面広告にもONになっているかもしれないので、設定をしっかりと確認しましょう。
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